8.8mm高射砲という名前より、アハト・アハトという呼称の方が有名です。ドイツ語で数字の8を「アハト」と呼ぶ事から、親しみを込めてアハト・アハトと呼ばれました。
対空砲として開発されたアハト・アハトでしたが、対戦車砲としても活用され、当時の主力戦車では破壊出来ないイギリス軍の歩兵戦車を次々に撃破しました。後に戦車用に改造された56口径8.8 cm KwK 36戦車砲は、ティーガー戦車に搭載され、絶大な威力を発揮します。